令和バブルはいつまで続くのか?

東京港区のタワマン1部屋300億円、
北海道ニセコの別荘が30億円に爆上がり――
バブルの背後には「日本人になりすます」
中国人たちがいた!

2026220日(金)発売
強欲不動産 令和バブルの熱源に迫る

著者 吉松こころ
価格 1,100円(税込)

1977 年鹿児島県伊佐市生まれ。19 歳で進学を機に上京。2003 年7 月に、業界紙「週刊全国賃貸住宅新聞」に入社。主に、広告営業を担当する。営業デスク、編集デスク、取締役を経て、14 年に退職。約12 年間の記者生活では、全国の賃貸管理会社や大家、投資家、建設会社を取材して回った。15 年に独立。不動産業界向けのミニ通信社、「株式会社Hello News」を起業し、不動産・建築の世界で生きる人々を取材している。過去に週刊新潮、AERA、現代ビジネス、FACTA などで記事を執筆。

概 要

日本各地で不動産が空前の価格高騰を見せている。東京港区では麻布のタワマンが1部屋300億円をつけるなど軒並み値上がり。東京五輪後に売りに出された晴海フラッグは中国人たちが買い漁り、抽選率は1000倍近くに。北海道ニセコでは30億円の別荘が売れ、半導体バブルに沸く熊本では台湾人が賃貸物件を物色するバスツアーを組んでいる。
目が飛び出るような超高額物件が続出している令和バブル。その背後では日本の生活に憧れ、日本の無防備な不動産を狙う「中国人」たちがいた。
20年以上にわたり不動産取材をしてきた著者が、東京、大阪、北海道、熊本、香港、上海、ロサンゼルス、ロンドンなど28の地域をわたり歩き、強欲なる不動産関係者たちから聞き出したバブルの知られざる裏側、そして儲けるための巧妙な投資術を克明に書き記す。

目次

  • はじめに
  • 第1章 香港富裕層が「東京買い」に走る理由
  • 第2章 日本に潜り込む中国人たちの不動産投資術
  • 第3章 上級都民だけが知る港区タワマンの裏側
  • 第4章 東京五輪の呪われし遺産・晴海フラッグが大化け
  • 第5章 万博後も大阪の再開発ラッシュが止まらない
  • 第6章 グーグル創業者が愛する北海道ニセコ秘史
  • 第7章 登記簿を上げろ! ニセコバブルで儲けた男たち
  • 第8章 半導体バブルの熊本の不動産を物色する台湾人バスツアー
  • あとがき

記者という職業が定義されてまだ200年も経過していないように思いますが、その要諦として言われたのは、そこに行けない人の目となり耳となり、場合によって鼻となって迫真性を持って伝えること、だったと記憶しています。
今回の作品には、まさにそこに行ったものでなければ味わうことができなかったであろう現実があると感じました。登場人物が隣で話してくれているような錯覚を覚えました。
わらしべ長者になり損ねた赤坂おじさんの例も含め、未来は誰にもわからないという身も蓋もない教訓を改めて得た思いです。

新書になると、連載の時に感じたものより、不動産の「蠢き」みたいなものを感じました。
不動産業に居ながら、なかなか先手先手で動けないなあ、と思ってしまいました。
社内に宣伝したら、役員はじめ関心が高く、賃貸部門より特に売買仲介の者が読んでくれそうです!
ニセコに行ってみたくなりました!

私は仕事柄、海外から日本を見る機会がなかなか得られず…ですので、拝読し、外から日本を見たい欲がたくさん満たされました!(それにしても知らないことばかりでした)
これだけの書籍を完成させるためには、相当のご苦労がおわりになったことと思います。
時間もお金も費やしたすばらしい作品なのに、こんなに簡単に情報を得られるなんて、申し訳ない気持ちさえいたします。
膨大で貴重な情報を、惜しみなくご提供くださり、本当にありがとうございました!

こんな裏があったのか!?
思わず強欲に、コロナの時に、不動産を買っておけばと後悔させる、生の声、事実に基づくルポは秀逸。

取材力が凄い!

虎ノ門界隈に住む住人です。情報量もさながら筆者のルポがとても参考になりました。
危機管理投資と成長投資、その相互がこれまで積んだ好奇心が一気に満たされました。

海外(外国人)から観た視点がわかりやすくて勉強になります。
細かな事例で間違いも少しあるなと感じましたが、日本の中にいるだけではなかなかわからない視点が、とても参考になるし、もの凄く面白い。