「澄和Fururist賞」が発表!今年は高橋尚子さんら3組が受賞!

スターツコーポレーション株式会社の代表取締役会長、村石久二さんが理事長を務める一般財団法人澄和(とわ)は、2020年10月8日(木)の「澄和の日」に合わせて「澄和Fururist(フューチャリスト)賞」を発表した。

「澄和Fururist賞」は、「平和、人・自然 なごむ世界へ」をスローガンとして、平和な未来への想いを持ち活動している個人・団体に贈られる賞で、今年で5回目を迎える。今回受賞したのは、シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん、植林活動「森は海の恋人運動」を行っている畠山重篤さん、平和維持のために日本国憲法を守ることを目的として立ち上げられた「劇団こまつ座」の2名、1団体。村石理事長は表彰に際し「多くの人々に生きる力と希望を与えてこられた方々です。心から敬意を表すると共に、そこから何かを学び、日常の小さな行動に活かしていくことこそが、真の応援となるように思います」とメッセージを送った。

高橋さんは現役引退後、全国各地のマラソン大会に参加し、ゴール付近で参加者をハイタッチで出迎えるなど、走る楽しさを伝えながら10年間で150大会、135万人を応援してきた。また、日本で集めた運動靴を発展途上国に寄贈する「スマイル・アフリカ・プロジェクト」にフロントランナーとして参加。10万足以上を現地に届ける活動を行っている。

30年間で3万5000本以上の広葉樹を植えてきた畠山さんは、1989年に漁師仲間と共に上流の山で植林活動を開始し、今では全国各地に賛同者を増やしている。自然を守ることの大切さを伝える海辺の自然体験教室は、これまで1万8000人以上が受講し、多くの人に環境問題への意識を与えている。

「劇団こまつ座」は1983年に作家・井上ひさしさんが旗揚げした劇団で、当たり前の日常を奪われていく人々が悲惨な状況下でもたくましく生きる姿を表現するなど、平和への強いメッセージが込められた作品を上演している。

過去には俳優の吉永さゆりさんや映画監督の山田洋二さん、歌手のMISIAさんなど、平和な未来への想いを持って活動している人々が受賞している。

同月27日(火)には、入場時の検温や消毒が徹底された中、東京會舘で表彰式が行われ、受賞者と来賓約150名が一堂に会した。

表彰式では村石理事長が受賞者一人ひとりに花束を手渡し、その功績をたたえた。また、ひたむきな取り組みの一つ一つが映像や言葉、写真等で丁寧に紹介された。

村石理事長は、「この表彰式の時間を、忙しく過ぎさっていく毎日の中でほんの一瞬の、立ち止まる時間にしてもらえたらと思います。そして人の輪や、自然、平和について考えるこの時間を、一年に一度、みなさんと共有できることを嬉しく思います」と語った。

一般財団法人澄和は、毎年10月8日を「澄和の日」として、「澄和Fururist賞」の発表を行っている。

Hello News編集部

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