2021年6月23日、一般社団法人日本ホームステージング協会(東京都江東区/代表理事:杉之原 冨士子氏、以下日本ホームステージング協会)は、ホームステージング※1事業者及びホームステージャー※2を対象に、ホームステージングの指針となる基本的な考え方を示したガイドライン「ホームステージングガイドライン」を、Webサイト上で公開した。
https://www.homestaging.or.jp/file/guidelines.pdf
主な掲載内容は以下のとおり
- 目的
- 対象
- 教育・指導・トラブル情報の報告及び共有
- 行動指針
- コンプライアンスの遵守
- ホームステージングサービスの提供
- 見積書または明細書の提示と説明
- 情報ツールの表記
- 安全、衛生の基本
- 新型コロナウイルス感染等の予防対策
- 損害保険の付保
- トラブル防止および相談窓口の設置
- VRホームステージングの表記
- 商標登録の使用について
- 取得商標登録一覧
2017年頃から不動産やリフォームなど、様々な業界でホームステージングが導入されるようになり、コロナ禍となった2020年からは急速にVRホームステージングが拡大している。ホームステージングビジネスが広がりを見せる一方で、事業者や消費者からは、ホームステージングに対する質問、疑問、そして「家具搬入の際の傷や汚れ」「責任の所在が不明確」といったトラブルの報告が寄せらせるようになった。
このような現状を踏まえ、今後のホームステージングの健全な発展を目的に、適正なホームステージング事業を行う上での基準や指針として、本ガイドラインを策定した。
あなたはホームステージングに明確なガイドラインが欲しいと感じますか
日本ホームステージング協会代表理事の杉之原冨士子氏は、「ホームステージングが様々な方面で活用され、より多くの皆さまに求められるサービスになるためには、ホームステージングの指針となる基本的な考え方を明確にすることが必要です。本ガイドラインを策定することは、ホームステージングを健全に発展させ、広める使命を担う当協会の務めなのです。まずは第一弾としてここに発表いたします」とコメントした。
※1 ホームステージングとは、快適な住まいと暮らしを実現するための様々な問題を、専門知識と技術で解決することを定義としている。具体的には、片付け、掃除、廃棄、保管などに関連する物流知識、インテリア・小物の活用、時には遺品整理を含めて、より快適な暮らし、住み心地のよい住まいを実現するための専門知識や技術で構成される。
※2「ホームステージング」の基礎知識と実践ノウハウを習得した日本ホームステージング協会認定資格の保有者。
Hello News編集部 柳原幸代
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